トランプの移民規制にNO!アップルのクックCEOが反対した

トランプ新大統領の就任前も後も今までの大統領と比べると過激すぎて話題になりますよね〜

その中でもアップルの存続に関わるような事件がありました。
それがトランプ大統領が署名した「移民受け入れ制限を含む移民規制大統領令」です。

これ、大雑把に言ってしまうと、米国人以外はアメリカに入れねーぞ的な感じでしょうか。

これに対して、すぐさまAppleの最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏が2017年1月28日、従業員にメールを送りました。
その内容は、

「われわれが支持する方針ではない」

というもの。
それも、ホワイトハウスで移民規制令反対を主張したというのです。

それもそうです。
アップル社内には、今回のトランプ大統領が署名した移民規制大統領令の影響を直接受ける従業員がいるから。

人事部、法務部が連絡を取り、Appleは彼らをサポートするために出来る限りのことをする。AppleWebで移民政策に関する疑問や懸念のためのリソースを提供する。
・・・・・
何度も述べているように、多様性がわれわれのチームを強くしてきた」と述べ、「Appleは開かれている。その人の出身地、話す言語、愛する人、信仰を問わず、誰に対しても開かれている。Appleの従業員は世界でもっとも優れた才能を持つ人々であり、チームは世界中から集まっている。
・・・・
私たちは違う船でやってきた。しかし今は同じボートに乗っている

MacRumorsでクックCEOの原文を見ることができます。
締めくくりは、自由と平等を生涯に渡って訴え続けたキング牧師の言葉です。
クックCEOは以前もこの言葉を引用していました。

それにしても、トランプ大統領はアメリカ内でも反対されて、さらに変なことを言い出さないかと思うと。。。。

アップルは多様な個性あふれる人がいるからいい製品ができているんですよねぇ〜
規制して→いじめて→発想の乏しい製品
この循環だけはやめてほしいですね。